2011年09月

2011年09月30日

どてかぼから逃げろ!

日曜日になると、朝から昼まで
家に居座り、昼ごはんを食べて行くまで
帰らない・・・そんな日曜日がもう何週間も
続いていました。運が悪ければ
その後の買い物や夕飯時まで居座るから
たまったものじゃありません。
どてかぼのせいでどこへも行けない・・・
なにもできない・・・
これはなんとかしなきゃと家族会議。

会議後最初の日曜日。
みんな朝早くから起きて家中鍵閉めて
さっさと車で出掛けようとしてたら、
なんとシャッターからどてかぼが
入ってくるじゃないですか!!
これは失敗・・・
今日もだめだったか・・・

そう思ったとき、はちさん(行商のおばさん)
が自転車で通りすぎました。
どてかぼは「おもちゃかぼちゃ」のことが
よほど腹立だしかったようで「くやしい~」
といつも文句言っていましたから、
はちさんを見て「まて~!」
と追いかけて行きました。

これ幸いと急いで車に乗り込み、
シャッターも鍵をかけて
出掛けちゃいました。
はちさんはどうなったかな?なんて
話しながら。

夕方家に戻ると
なんとどてかぼが家の前にいるではないですか!
これはダメだと引き返し、そのまま外食。

夜7時ころもどってきたときはさすがにいません
でしたけどね。

その次の日曜日、今度はシャッターも鍵をかけて
戸もあけずに静かにしてましたが、
どてかぼがくる様子はありませんでした。

どうやらターゲットの家を変えたみたいで、
ホッとしましたが、狙われた家はたまった
もんじゃありません。

どこまでも迷惑などてかぼです。







2011年09月20日

叔父さんの一言が・・・

ご飯の後にお茶を飲んでいたときのこと。

おじさんが、
「お茶には毒があるから気をつけな~。」
と言いました。すると母が
「死んでしまうんだってね。」
と話をはじめました。

叔父「死ぬときは苦しまないで死にたいなぁ。」
母  「病気で苦しむのは嫌だねぇ、苦しいしね。」
叔父「重大な病気になったら、一晩おいたお茶を飲めば
     苦しまないで死ねるからもってこいだね。」
母  「そうなったらお茶を飲むしかないね。」

こんな会話をしていたのです。
それを妹と黙って聞いていました。
苦しまないで死ぬには1日たったお茶が必要だと
インプットされた瞬間でした。

でも、お茶で本当に死ねるのか半信半疑でした。
その話を聞いてからというもの、
試してみたいけど怖くてできませんでした。
妹にその話をしたとき、
一緒に試してみようかということになりました。
お茶で死ぬなら、お茶のパッケージのどこかに
そういう記載がされていなきゃおかしいと思い
見ましたが何も書いてなかったので
やってみようという結論に達したのです。

その日に飲んだお茶を急須ごとしまい、
次の日に飲んでみることにしました。
急須にお湯を入れるとき・・・ドキドキ
湯飲みにお茶を注ぐとき・・・死んだらどうしよう
いざ飲むとき・・・今日の夜のTVが見れなくなってしまう
そう思うとなかなか飲むことができなかったのですが、
妹が「叔父さんのいうことだからうそだよ。」と
ごくごく飲んじゃったのです。それに続きごくごく飲んじゃいました。
湯飲みに入れてから結構迷ってたので、お茶は冷めていました。

30分たっても1時間たっても次の日になっても元気そのもの。
やっぱりうそだったんだぁと心からほっとしました。
大人は子どもの前でやたらなことを言うものではありませんね。

お茶が毒というのは、
お茶に含まれているタンニンが時間とともに酸化が進み、渋くなる、
急須の中のお茶の葉にはたんぱく質、糖分、脂質類などが残っていて、
カビ類や、微生物発生の原因にもなるというのが毒と表現
されちゃったようです。

なんにせよ、お茶は飲むときに入れるのが一番ですね。



tsu_tsu_kitoto at 21:45|PermalinkComments(4)TrackBack(0)母と叔父 

2011年09月10日

先輩がいない!!

「ちょっと具合悪いから助けて。」

本当に苦しそうな声で助けを求める先輩の声を聞き、
風邪でも引いたかな?と思いながら先輩のアパートに
出かけていきました。

先輩のアパートの玄関チャイムを押しても返事がないので
ドアを開けてみたら鍵がかかっていませんでした。
呼んだのは先輩だから大丈夫と思い中に入ると
先輩がいないんです。

あれ??具合悪いのにどこ行った?と思い
トイレやお風呂場なんかも見ましたがいないんです・・・
帰ろうか、それとも戻ってくるのを待っていればいいのか・・
悩みましたが、待っていることにしました。

2時間くらい待ったとき、隣の部屋の人が何か大声出して
怒っている声が聞こえました。
その怒ってる声の途中で、先輩の名前が時々聞こえてくるんです。
隣は先輩と同じ学年の人で、そんなに交流もないはずだけどなぁ
と思いながらおそるおそる隣の家を訪ねると・・・

玄関開けたときから臭いんです。
原因は先輩の嘔吐。
具合悪いというのは、飲みに行って酔っ払った先輩が
部屋を一つ間違えてお隣さんの部屋に入り、嘔吐しながら電話を掛けてきて、
そのまま隣の部屋で寝てしまったということ。

先輩を部屋まで運び、お隣さんの部屋の掃除をし、
なぜかすみませんでしたと謝っている自分・・・
それにしても、隣の人も鍵をちゃんと閉めておけばいいものを、
とんだ被害に巻き込まれてしまったものです。
鍵をかけ忘れた自分も悪いと許してくれたものの、
隣に住んでいる先輩はしばらくの間、気まずかっただろうなぁ
と思わずにはいられませんでした。
















tsu_tsu_kitoto at 22:26|PermalinkComments(4)TrackBack(0)The naughty 先輩 

2011年09月01日

ミニミニストロベリー

5歳くらいのときの話・・・

へびいちごって知っていますか?
中国では蛇が食べるいちごと考えられていたことや、
へびいちごを食べる小動物を蛇が狙うっていうこと、
蛇の出そうな場所に生えることから「へびいちご」って
呼ばれるようになったそうです。
ヘビイチゴ
これがへびいちごです・・・


そんなへびいちご。
何も知らないと思ってドテカボが、
「おいしいいちごあるから採りに行こう!」って誘ってきました。
ドテカボの言うことだから半信半疑だったものの、
一緒にいた友達が「行く行く!」っていうものだから
いとごを採りに出かけました。

連れて行かれた場所は田んぼの小道。
赤い小さいいちごがたくさんありました。
「これはミニミニストロベリーって言って、ここにしか
ないから他の人には内緒だよ。」
ドテカボはそう言いました。
そう言われるとドテカボがとてもいい人に思えて
仕方ありませんでした。
へびいちごとは知らず、ミニミニストロベリーをたくさん採りました。

で、ドテカボの家で食べたミニミニストロベリー。
とっても甘くてとろけそうでした。
ドテカボにお礼を言って、友達とまた
ミニミニストロベリーを採りに行きました。
今度は家のお土産用に。

たくさん採って帰ったものの、母はちっとも喜ばずに捨ててしまいました。
あんなに美味しかったのに~と怒りながら
捨てられたミニミニストロベリーを拾って食べると
まずい・・・・・味がないんです。
ドテカボの家で食べたのは何???
慌ててドテカボの家に行ってたずねるとドテカボは大笑い。

「あれはへびいちごだよ、だますのはたのしいねぇ。ひっひっひ・・・」

なんてことでしょう・・・甘かったのは練乳の味だと後でわかりました。
へびいちごには毒があるって言われ、もう死んでしまう・・・と
友達と泣いた日。今思えば懐かしいけど、
許せないのはドテカボですよねww

ちなみにこのへびいちご、毒はないのだそうです。
そして、種類も豊富なんだって。
くさいちご、もみじいちご、ふゆいいちご、なわしろいちご等の野いちご類、
のうごいちご、へびいちご、しろばなへびいちご、えぞへびいちご等・・・
美味しいのから美味しくないものまで多種多様らしいです。
白やピンクの花をつけるいちごは美味しいらしいけど、
このへびいちごだけは黄色い花をつけるんだって。
おいしくないよ~っていっているのかな?

ドテカボにしてやられたお話でしたww