2012年05月

2012年05月30日

夢が崩れ去った瞬間

保育園のころのお話。

友達がサンショウウオの話をしてた時、
別の友達が近場でサンショウウオをみたことがある
と話し始め、どうしても欲しくなった友達に付き合い
捕まえに行くことになりました。

友達の案内で見に行ってみると、
水たまりみたいな場所にうようよと泳いでいました。

友達は持ってきた入れ物に水を入れ
網ですくい始めました。
なんでもサンショウウオは大変高価なもので
育てて売ると大金持ちになるなんて
誰に吹き込まれたかわからないことを
言いながら全部捕獲。
手伝ってくれたからお金が入ったら
分けてあげるなんてことも言ってのけました。

当時サンショウウオなんて見たことなかったので
成長するとどんなになるか全然わかりませんでした。
家に帰って母に言うと、サンショウウオは水の
きれいな場所にしかいないので、そんなところに
いるはずがないと言いました。
あれはなんなのか・・・

しばらく時がたち、
サンショウウオのことも忘れて新しい
遊びに夢中になっているころ、
サンショウウオを捕獲した友達が
泣きながらこう言いました。

サンショウウオがカエルにばけたぁ・・・・

なんでも捕獲してもそのままほったらかし
にしていたらいつの間にかカエルになってしまい
家の中でカエルがぴょんぴょん飛び回り
それを捕まえるのに一苦労。
お母さんに怒られたという話でした。

あれはオタマジャクシだったんですね。
友達は大金持ちになるという夢が
崩れ去ったのが悔しいのか、
怒られたのが悔しいのか、
間違えた自分が悔しいのか・・・
しばらく泣き続けていました。

tsu_tsu_kitoto at 21:30|PermalinkComments(7)TrackBack(0)Designs on Jerry 

2012年05月20日

オーブンが壊れた日

今ではそんなに珍しいものでもないオーブン。
オーブン単品ではなく、電子レンジと一緒に
なっているオーブンです。

外国のTVとかで、システムキッチンの中にオーブンが
組み合わされているものが出てましたが、
あれはおしゃれだなぁと小さいころは感じていました。
今じゃ使い勝手はどうなのか?お掃除は?
などいろいろ考えてしまいますが・・・

どこから聞いてきたのか、ドリアが食べたいと叔父さんが言いだし、
またまた母と作ることに・・・
この二人が台所に立つと、恐怖を覚えちゃいます。

電子レンジの調子がおかしくて、買い換えようかどうしようか
と言っているときだったので、まさかオーブンが必要な
ものを作るとは思ってもいませんでした。

温めならできるのですが、他のことはできない壊れた電子レンジ。
そこにドリアを入れて焼こうとするのですが、ただあたたまるだけ。
そこで2人が考えたのが、魚焼きコンロ。

魚焼きコンロにドリアの具全部入れて、程よく焼いたまではよかったんです。
取り出した時も結構おいしそうにできてて、
今回は失敗じゃないかもと思っていましたが、そうは問屋がおろしません・・・

一口食べたら魚くさく、どうしても食べられないんです・・・
この世の味じゃないですね、あれは。
さんざん魚を焼いてきて、きれいに洗ったどころでそうそう
臭いなんて消えるものじゃありません。

よく洗ったんだけどなぁ・・・おじさんがポツリ。
ん~まずい・・・母がポツリ。

それでも食べたかったドリアを完食するあたりはさすがですが、
食べたいものをどうしても作ってしまうというあの根性もさすがです。
があまり見習いたくないですよね・・・ww

tsu_tsu_kitoto at 23:42|PermalinkComments(8)TrackBack(0)母と叔父 

2012年05月10日

かぼちゃレディ

まだ保育園だったころ、ピンクレディが
すごく流行っていました。
男子も女子も真似してるから、みんな自然に
歌って踊って楽しんでいました。

楽しんでいるのは子供だけではなかった・・・
大人もすごく楽しんでいました。
子供も大人も衣装なんか作らず真似していた
だけなのですが、衣装を作ってしまった人がいるのです。

自分の服を駆使して衣装にしたつもりなのでしょうが、
子供からしてみたら、仮面ライダーか何かの悪役女ボス
にしか見えませんでした。

ピンクレディの物まねを子供の前で披露するものの
みんなから かぼちゃレディ と言われてしまい
腹が立ったどてかぼはみんなを追いまわしはじめました。
こうなったら子供も容赦はしません。

かぼちゃレディが逃走中!などと言って逃げ回りました。
追いつけないどてかぼは、砂を手につかみ投げつけました。
妖怪砂かけ かぼちゃレディ に早変わり!

子供たちもすかさず砂で応戦するもなかなかどてかぼに
あたりません・・・
ついに一人 かぼちゃレディにつかまってしまいました。
こうなったらピンクレディどころの話ではなく、
敵から仲間を救い出せの世界になり、
みんな草やら石やら砂やらをかぼちゃレディに
投げつけましたが、なかなか命中しません。

そこへつかまった仲間のお母さんが通りかかり、
お尻叩かれているところを目撃したものだから大変。
どてかぼレディと仲間のお母さんの対決になりました。
子供たちは、歯が立たず大型ロボットを呼んだ気分。

結局かぼちゃレディは、仲間のお母さんの顔にむかい
おならをかけ、ひるんだところで砂をかけて逃げ帰って行きまた。

おだてておけばこんなことにならなかったのですが、
どてかぼにはみんな本音が出てしまうので仕方ありません。

何をしでかすかわからないドテカボですww






2012年05月01日

ここは・・・・。

大学2年の春、
サークルのみんなでドライブにいくことになりました。
目的地は青森。

車5台で連なってでかけましたが、
当時は車もなかったし、車学に通って間もなくだったので、
先輩の車に乗せてもらって行くことになりました。

青森は詳しいから任せて!と言った先輩の顔は
自信に満ち溢れていました。
そんな先輩だから、当然先頭を任されました。

十和田湖までは順調だったのです。
そこから弘前の方へ向かう途中・・・

先輩が何を思ったのか変な道を走り出しました。
近道だから大丈夫という先輩。
でも、でも・・・
結局行き止まりでしかも民家・・・

後ろ4台も続々民家に入ってきてしまいました。

ここは・・・どこ?

おーい、せんぱーい!!
先輩のここはどこ?発言で、
先頭から外されてしまいまいした。

民家の人に事情を話して道を教えてもらい、
弘前につくころには空も暗くなっていました・・・

当時は今のようにナビや携帯がなかった時代だから、
こういうこともけっこうあったのかもしれないですよね?
先輩だけかなぁ??






tsu_tsu_kitoto at 23:56|PermalinkComments(6)TrackBack(0)The naughty 先輩